2011年2月23日水曜日

黄色さん

黄色さんが亡くなって9年たちました。
命日には、みんなで黄色さんの覚王山にある自宅にお参りに行きます。
今年は、日泰寺の弘法さまの縁日と重なり日泰寺の沿道に出ているお店を見ながら黄色さんの家へ、、、、、途中にある,大正13年建築の洋館西山壮の前を通りかかった時西山壮のご主人が、お庭に出ていて、敬愛の家西山壮について色々説明をしてくださいました。
スゴく古い洋館ですが中は、壁も漆喰職人の手で作られているらしくその職人さんも80歳を越え手入れをする事が大変だそうで、、、、、、
土日は、お庭を開放するそうです。

 黄色さんの自宅に到着、奥様の早苗さんが優しい笑顔で迎えてくださいました。
 早苗さんと黄色さんが日泰寺の参道を仲良く散歩していたのがついこの間のようです。
黄色さんが「メコンの鯰」という本を出版したときに装丁画をかかせていただいてからのおつきあいです。いつも元気イッパイの黄色さんでしたがその時、余命半年と言われていたようです。それから5年とても元気に生きられました。
私もメコンの鯰の本に書いてあるとおりにベトナムのカントウー、ミートウーに旅をしにいってきました。
南山大学の留学生を自宅でホームスティしていた黄色さん早苗さん、タイのオーちゃんを訪ね一緒にタイ、バンコクまで旅行したり思い出がたくさんです。親戚一同お休みをとって船をチャーターしてご馳走してくれたな〜〜。オーちゃんは、今、バンコクの大蔵省で働いているとのことです。黄色さんのおかげで楽しい旅をさせていただきましたあ!
インパクトのある素晴らしい方でした。
遺影の似顔絵を描かせていただきましたがはや9年。
早苗さんをかこんで皆で手作りお料理を持ち合いパーティが始まりました。
思い出話に花が咲き時間を忘れたひと時、青空でとても気持ちのよい日で夕焼けが綺麗気がつくと日が暮れすっかり暗くなっていました。黄色さん も上からニコニコ笑って皆の話を聞いているような気がしました。

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